翌日、実技講習の場所に行った。
菅原文太風の先生が、他の生徒を怒鳴りつけていた。
船舶関係の人は、なんと厳つい人の多いことかと思った。

ふと横を見ると、ネズミ男風の男が缶ビールを飲んでいた。
どうもこの人も先生らしい。

菅原文太に怒鳴られるのなら、酔っ払いで頼りないが
ネズミ男の方がましと思い、祈った。
祈りが通じたのか、ネズミ男の船に乗り込んだ。
「船は飲酒運転して、大丈夫なのか?」と質問すると、
「少しなら良い」と教えられた。

海に落ちた人を救助する練習で、W君は後進で溺れる人に、
近づき、スクリューに巻き込みかけ、さすがのネズミ男も、
少し怒っていた。(ちなみに僕は完璧な救助を行った。)

この時点で、腐ったミカンはW君の代名詞に変わっていた。

講習終了後、ネズミ男は彼しか知らない、日本近海の秘密の海図を、
絶対に人に見せてはいけないと言って、僕だけにコピーしてくれた。
(僕が優秀だったからだと思う)

翌日、実技試験で、またもやW君は後進で溺れる人に近づき、
試験官の菅原文太に、おもいっきり怒鳴られ、
落第確実と落ち込んでいた。

結果は、僕が首席で合格。W君もギリギリ合格だった。

4 Responses to “腐ったミカン(実技編)”

  1. oda says:

    四級船舶ですか?いですねー

  2. hamamura@ECS says:

    私も4級船舶(現在は2級に変わっている)もっています。

    ただ、取ってから1回しか運転していません。

    なんだか懐かしい感じがします(笑)

  3. kuroda says:

    <odaさん>
    今しばらくお待ちください。
    又、連絡します。

  4. kuroda says:

    <hamamuraさん>
    免許を持っているのなら、是非釣り部に入ってください。
    W君は後進で人に近づくクセがあるので、怖いのです。
    釣り部に入ってもらった暁には、キャプテン(船長)という
    役職を約束します。

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