真夜中、久々に御堂筋を愛車(5代目一番星)で走行した。
不景気のせいか、ガラガラに空いていた。
ふと、5代目一番星のアクセルを、今まで目一杯踏込んだことが無いのに気付き、
善は急げとアクセルを全開にした。
10秒後、後ろからパトカーがサイレンを鳴らし、『左に寄って止まりなさい』との指示。
『IT業界のアイルトン・セナ』と呼ばれたことのある僕は、
パトカーの5台や10台程度なら、片目をつむったまま、
左手中指一本のハンドル操作で、簡単にぶっちぎる自信はあった。
しかし、その後に来るだろう国家権力による追込みを考えた瞬間、
無意識に右足はアクセルから離れ、ブレーキペダルを踏んでいた。
警察官に、セナと呼ばれていたことと、簡単にぶっちぎることが出来たのに
停止したのだから情状酌量をと、お願いしたのだが、聞き入れてもらえなかった。
後日、聴聞会に呼ばれることとなった。


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