深夜、急にチョコレートパフェが食べたくなったので、
一番星(愛車の名前)を飛ばして、ファミレスの『不二家』に行った。
紳士が夜中に、チョコパだけを注文するのも、カッコ悪いので、
レアチーズケーキとモンブランとドリンクバーも同時に注文した。
甘いものばかりなので、ドリンクバーではマテ茶を選択した。
マテ茶を飲んだ瞬間、忘れていた少年の頃の記憶を思い出した。
アントニオ猪木のサイン会に行った時のこと。
持って行った色紙にサインして欲しいと猪木に言うと、
『この会場で買った色紙にしかサインしない』と断られた。
仕方なしに、会場の売店で色紙を売って欲しいと言うと、
『アントンマテ茶を買わないと色紙は売らない』と断られた。
暴れてやろうかと思ったが、小学生がプロレスラーに敵うはずも無い。
又、抱き合わせ販売で独占禁止法違反にあたることすら知らない。
泣く泣く、アントンマテ茶と色紙を買い、サインをもらった。
帰って、アントンマテ茶を作って飲んだが、『まずい!』の一言。
(健康に良いらしいが、あまりのまずさに売れ残っていたのだろう)
あれから30年。かなり味の改良は行われ、飲みやすくなっているが、
基本的な味は昔といっしょ。
猪木の技で一番辛いのは、『コブラツイスト』でも、『卍固め』でもなく、
『アントンマテ茶』だということを、発見した瞬間だった。


Entries (RSS)